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今治のレストラン「ココナキッチン」がレシピ本 「四季の野菜」をテーマに

これまでにレシピブックを4冊発行した店主の平原恵美さん。

これまでにレシピブックを4冊発行した店主の平原恵美さん。

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 カフェレストラン「ココナキッチン」(今治市衣干町)が5月、春の野菜をテーマにしたレシピブック「スプリングレシピブック2024」を発売した。

今治のレストラン「ココナキッチン」がレシピ本、季節の総菜をまとめた一冊はこちら

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 春の野菜をテーマに、「新タマネギ」「新ジャガイモ」など野菜ごとに調理法を紹介。身近な調味料を使って、自宅でも調理ができる総菜のレシピ8点を10ページにまとめ、公開している。レシピブックは電子書籍で販売。

 今回のレシピブックは4冊目。昨年6月に第1弾となる「サマーレシピブック2023」を発売して以来、季節ごとに発行し、今作で四季のレシピがそろった形だ。

 店主の平原恵美さんは「レシピブックの制作を考え始めたのは昨年の初めごろ。長女と次女が発案し、それならばと構想し始めた」と振り返る。姉妹は都内でデザイン会社を営み、グラフィックデザイナーとして書籍イラストやキャラクターデザインなどを手がけてきた。同店立ち上げ当初から、コンセプトデザインやグッズデザインを担当。裏方として支えてきた2人が今回、レシピブックを発案し、デザインと編集を担当した。

 「森の中のカフェレストラン」をコンセプトに掲げる同店では、旬の野菜を使った総菜がランチのメイン。客は、日替わりで並ぶ4種から2種以上を選び、思い思いのランチプレートを完成させるスタイルを取る。「普段から、お客さまに総菜の作り方を聞かれることも多い」と平原さん。「食卓の参考になればと思い、レシピや味付けを伝えてきた。レシピブックが料理のレパートリーを広げるきっかけになれば」と話す。

 「お客さまから、実際に手に取れる書籍がほしいという声も聞いている。今後、四季の4冊をまとめて出版することも検討したい」と平原さん。「野菜嫌いな人でもおいしく食べられる料理を、今後も提供していきたい」と意気込む。

 価格は500円(キンドル版)。

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