パン店「木陰のパンカフェ せせらぎ」(今治市野間)が1月11日にオープンした。
地元出身だという店主は、夫婦ともに県外のパン店でそれぞれ経験を積んできた。働くうちに独立を視野に入れるようになり、一昨年の11月にそろって退職。開業準備を進めてきた。
開業に向け中古物件を購入し、かつてガレージだった空間をリフォームした。「周囲にパン店があまりないこと」など条件に合う物件を探し、同所に決めたという。店内には製造・販売を行うスペースのほかに、イートインスペースとしてテーブル3卓6席も備える。
パンは、「せせらぎ食パン」(1本=600円、ハーフ=300円)、「ソーセージパン」(430円)、「うずまきあんぱん」「うずまきカレーパン」(以上200円)、「くるみパン」(130円)などおよそ20種を並べる。正午前後には「カレーパン」(260円)や「シュガードーナツ」(100円)などの揚げパンを追加する。
「くるみとクランベリーが入った『きのみ食パン』が人気。『ベーグル』はやわらかめで、サンドイッチにして楽しんでもらうのもおすすめ」と店主。
店名については「川が好きで、良い言葉がないかなと考えていたところ、夫がワードを思いついた」と妻。「暖かい季節には、庭の自然の空間の中でパンを楽しんでもらいたい」とほほ笑む。
営業時間は8時~17時。火曜・木曜定休。