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150年超続く今治の呉服市「えびすぎれ」開催へ マルシェ「えびす市」も

今治銀座商店街の靴店「くつ家ともだ」店主で、えびす市にも携わっている友田康貴さん。「えびす市は、街に活気が戻る貴重な日」と話す

今治銀座商店街の靴店「くつ家ともだ」店主で、えびす市にも携わっている友田康貴さん。「えびす市は、街に活気が戻る貴重な日」と話す

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 150年以上の歴史を持つ今治の呉服市「えびすぎれ」と、それにちなんだマルシェ「えびす市」が2月7日~11日に行われる。

商店街がにぎわう「えびす市」の様子

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 「えびすぎれ」は、毎年2月に商店街の呉服店が行っている年1度の大売り出しのこと。その歴史は150年以上とされ、1872(明治5)年ごろに大阪で行われていた「今宮の十日えびす」を参考にして、今治の呉服店が始めたとされている。今治呉服商同盟会に加盟している呉服店を中心に商店街沿いの店が特売を行っており、同盟会加入店が2店舗となった現在も周辺店舗に支えられながら続けられている。

 9日には「えびす市」と称したマルシェも行い、商店街沿いの店舗のほか、今治市内外の飲食店や雑貨店なども出店する。「えびす市」を取り仕切る今治銀座商店街の豊島吾一さんは「今回もカレーやコーヒー、古道具や古本など、さまざまな店が出店して商店街を盛り上げてくれる。空き店舗が目立つ商店街ににぎわいが創出できれば」と期待を込める。

 他に、地元音楽バンドによるライブ「ミナト今治音楽横丁」、今治港で月に2度行われている「みなとマルシェ」も「えびす市」と同日開催。「今治市中心部が盛り上がる一日となる。普段は街に来ない人も街を歩いて楽しんでもらえれば」と豊島さんは話す。

 開催時間は10~15時。

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