「今治みらい発掘プロジェクト12」のワークショップが2月18日、今治市内で開催された。
市が主催する同プロジェクトは、2025年1月の今治市合併20周年に向けて始動。合併前の12市町村の市民らから成る「発掘隊」が各エリアの地域資源や魅力を掘り起こすほか、まちをより良くするためのアイデアを出し合う。2月から11月まで、合計6回の活動を予定している。
18日には朝倉・玉川エリアの1回目のワークショップを実施。エリアごとに数人のグループに分かれて「ヒト」「モノ」「コト」「場所」「ごはん」をテーマに地域の資源や魅力を出し合った。
プロジェクトディレクターを務める二宮敏さんは「当たり前の生活の中にある地域の魅力を、改めて考えてみることで発見がある」と話す。参加者らは意見を交換しながら普段の日常を思い返し、付箋に思いついた地域の魅力を書き出した。
その後、班ごとに出し合った魅力を詰め込んだオリジナルのツアープランを作成。「笠松山で日の出を見る」「玉川ダムの湖面散策」「地域で寮生活を送る子どもたちとサッカー対決をする」など、地域の特色ある体験を盛り込んだツアーアイデアが発表された。
2回目は4月に、実際にツアープランに従って巡るフィールドワークを予定する。