新国際空手道連盟 芦原会館今治市部(今治市山路)に所属する今治市の小学生3人が11月23日、東京・国立代々木競技場で開催される「文部科学大臣杯 第19回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会」に出場する。
出場するのは、常盤小学校4年の越智唯斗君、同3年の蓮斗君兄弟、立花小学校2年の小川将輝君。3人がそろって全国大会に挑むのは今回が初めてで、支部としても快挙となる。
芦原会館は1980(昭和55)年に松山を拠点に創設された「新国際空手道連盟 芦原会館」を母体とし、国内に約180支部、海外約220支部を持つ国際的な流派。今治支部は活動開始から30年近く、地域の子どもから大人まで幅広く空手を指導してきた。
今治支部長の越智大輝さんは、幼稚園の頃から空手に親しみ、長年、同会館に所属。一昨年から支部長として指導を担当する。「勝つための指導に特化し、試合重視の練習を行っている」と話す。昨年は3人それぞれが、全国大会を経験。今回初めて、3人そろっての挑戦に臨む。
大会を前に、それぞれの意気込みを聞いた。 「ベスト8を目指して頑張りたい」(越智唯斗君)、 「表彰台に立ちたい」(蓮斗君)、「日本一になります」(小川将輝君)。
越智さんは「つわものぞろいの大会で、壁は高い。力を発揮してほしい」とエールを送る。