今治の大三島果汁工業(今治市大三島町)のかんきつジュースが9月から11月まで、日本航空国際線ビジネスクラスの機内で提供される。
日本航空では、起床後の「お目覚めの一杯」のドリンクとして、日本各地からセレクトしたフルーツジュースを提供している。今回、大三島果汁工業のかんきつジュース「みきゃんのみかんジュース」が採用され、3月~5月にも提供した。提供路線は、羽田発の深夜便(バンコク・シンガポール・ホーチミン行き)と海外発の深夜便(ホーチミン・ハノイ・ジャカルタ発)の国際線深夜便ビジネスクラス機内。
提供に至った経緯について、同社の浅野源揚市社長は「今治市から案内があり、味には自信があったので応募を決めた」と振り返る。応募した年はミカンの糖度が全体的に低く、「ミカンジュースの味はすっきりしている一方で甘さが物足りない年」だったが、過去に搾ったミカンジュースを凍結保管してブレンドして使用していることもあり、「例年とほぼ同じ甘さで提供することができた」という。「西日本から応募があった複数の候補の中から選んでいただき、大変うれしく誇り」と心境を明かす。
日本航空西日本支社松山支店の安田桃子さんは、「これからも地域の皆さまとともに、愛媛県の味やさまざまな魅力の発信を通じて、地域活性化に努めていきたい」と話す。
「みきゃんのみかんジュース」は、搾り方が異なる2種類のミカンジュースをブレンドした、瀬戸内みかん100%のストレートジュース。「すっきり飲みやすい」黄色味を帯びたミカンジュースと、果肉がたっぷり入ってコクがある、濃い赤みを帯びたミカンジュースをブレンドしているのが特徴。
浅野社長は「2種類の搾り方の良いところを採用している。瓶の下部に沈殿した濃いオレンジ色の成分が多く、沈殿した成分はミカンの果肉。果肉が多く含まれたジュースはきれいなオレンジ色に発色し、飲み口にコクが生まれる。今回の採用をきっかけに、愛媛県内外でも積極的に販売していきたい」と意気込む。
「みきゃんのみかんジュース」は、今治市内でも購入できる。内容量は500ミリリットルで、参考価格は760円。大三島の道の駅やショッパーズ、今治駅のキヨスクなどで扱う。