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イラストレーター エソラ・コトさんが地元今治で初個展 古民家の古本カフェで

「エソラ・コト」の名で活動しているイラストレーターの高橋佳子さん。今治出身で、現在は広島市横川町を拠点に制作を行っている。

「エソラ・コト」の名で活動しているイラストレーターの高橋佳子さん。今治出身で、現在は広島市横川町を拠点に制作を行っている。

 今治出身・広島在住のイラストレーター「エソラ・コト」こと高橋佳子さんの個展「Showcase」が5月23日、今治の古本カフェ「森」(今治市米屋町)で始まった。

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 以前から絵を描くことが好きだったという高橋さんは、勤めていた会社を2019年に退職。デザインを学んでフリーランスのデザイナーに転身した後、グラフィックデザインやカメラの仕事をしながらイラストレーターとしての活動も本格的に始めた。「会社員時代も絵は描いていたが、コロナ禍を機に制作に充てる時間ができたことが大きかった」と振り返る。

 これまで活動の拠点としている広島では何度も個展を開いているが、地元・今治での個展は今回が初となる。開催のきっかけについて、高橋さんは「広島でつながりのある本屋さんがイベント出店をした時に、今回個展の会場となった『森』をはじめ愛媛の本屋さんとの縁ができ開催することになった」と話す。

 同展では、自身の代表作であるアクリルケースに絵を入れた作品「Showcase」をはじめ、大小さまざまな絵画作品や立体作品を展示。作品は主に濃紺の水性インクを使って万年筆(デスクペン)で描いており、子どもをモチーフとした「不思議でかわいらしい」ものが多く並ぶ。「本格的に始めた当初から、雰囲気やタッチはほぼ変わらず描いている。幼い頃の記憶や日々の出来事などからインスピレーションを受けて描いているものが多い」と高橋さん。いずれも細部にまで緻密に描き込まれているが、下描きなどは行わずに描いていくという。併せて、作品集やステッカー、Tシャツなどのグッズも販売する。

 初日の23日にはオープニングイベントを開催。ギャラリートークのほか、広島のアンビエントグループ「はらっぱ」がライブ演奏を行った。ギャラリートークで高橋さんは、今回の個展や制作のエピソードなどを明かしたほか、ライブではエフェクターやシンセサイザーなどを使った電子音楽が披露された。高橋さんは「音楽もメンバーもすてきな『はらっぱ』のライブを地元で開けてうれしい」と喜びを語った。

 今回、高橋さんの実家である喫茶店「ターミナル」(東門町)にも一部作品を展示する。「以前から、さりげなく作品は展示していたが、今回、展示しきれなかったものを実家にも持ってきた」と高橋さん。今回の展示に合わせて、店の看板やロゴ、ランチなどが一つになったオリジナルステッカーも制作した。

 個展について、高橋さんは「愛媛で開催するのは初めてなので、初めて見た方がどんなリアクションをするのか楽しみ。会期中はなるべく在廊しようと思っているので、ぜひいろいろな方に来てほしい」と話す。

 営業時間は11時~19時。在廊の情報についてはSNSなどで伝える。今月31日まで。

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