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今治に洋菓子店「おやつやさん」 思い出のシフォンケーキをメインに

シフォンケーキ作りの工程で余ってしまう卵黄を生かしてクッキーや、プリンなども販売する

シフォンケーキ作りの工程で余ってしまう卵黄を生かしてクッキーや、プリンなども販売する

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 洋菓子店「おやつやさん」(今治市別宮町)が8月28日、オープンした。

8月28日にオープンした「おやつやさん」

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 幼い頃から料理やお菓子作りが好きだったという店主の川村さん。オープンのきっかけについて、「長年勤めた会社を退職したタイミングで『何をしようかな』と考えたとき、昔から得意だったお菓子作りを生かせないかと思いついた」と話す。

 シフォンケーキをメインにした理由については、「子どもが小さかった時に『バナナシフォンケーキなら子どもでも食べやすく、手や口を汚しにくい』と思い、離乳食として作ったところ、ほんのりした甘さとふわふわの食感が子どもにヒットした。以来、作っては周囲の人にお裾分けし、好評を得てきた」と川村さん。いろいろなフレーバーで作ったり、時には失敗もしたりしながら、シフォンケーキ作りを続けてきたという。

 商品は、「シフォンケーキ各種」(300円~)のほか、シフォンケーキ作りの工程で余ってしまう卵黄を生かして「クッキー各種」(330円)、「とろとろプリン」(250円)、「コーヒーブラマンジェ」(330円)を用意。シフォンケーキは前日に焼き上げ、当日クリームを挟むなどして仕上げる。

 店名の由来については、「気取らず、気軽に来てもらえる店にしたい」という思いから、「誰でも覚えやすいように」とひらがなで名付けたという。

 オープンを迎え、川村さんは「好きなことを仕事にできてうれしい」と声を弾ませる。オープン直後に台風が来たことなどもあり、通常営業はこれから。「SNSの効果で、少しずつ知っている人が増えていると感じる。もっといろいろな人に知ってもらい、普段使いしてもらえるような店にしていければ」と意気込みを見せる。

営業時間は11時~17時。土曜・日曜定休。

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