「食堂ヨラス」（今治市馬越町）が5月23日、1カ月のプレオープン期間を経てグランドオープンした。

今治・馬越に「食堂ヨラス」、ベジランチの写真

　店を営むのは、山本理恵さんと松田直浩さん・百代さん夫婦。店の特徴について、山本さんは「農薬を使わずに作られた野菜をベースに、素材のおいしさを引き出した料理を提供している」と話す。ランチメニューは米、副菜などを皿に載せたプレートメニュー2種。「主に、蒸す、煮る、炊くといった調理法で、健康を考えたおかずを作っている」と山本さん。

　店は路地を入った場所にある一軒家を借りて営業する。以前もカフェとして営業していた物件で、「住宅地にありながら自然豊かな庭があり、気に入っている」と山本さん。庭を望むテーブル席を20席備え、2階はレンタルスペースとして活用する。山本さんは「ぜいたくな空間で料理ができることに幸せを感じる。お客さまには四季折々の景色を楽しんでほしい」と話す。

　カフェタイムに提供するスイーツは、過去に県外でカフェ経営の経験もある百代さんが担当する。「米から作るパンや、小麦や卵、白砂糖、乳製品などを使わないグルテンフリーの焼き菓子など、体への優しさにこだわって提供したい」と話す。

　「純粋な食材を丁寧に扱い、健康を意識した料理を提供していきたい」と山本さん。直浩さんは「まずは気楽に来てもらえる店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は、モーニング＝9時40分～11時、ランチ＝12時～（予約優先で売り切れ次第終了）、カフェ＝14時～16時。木曜はランチのみの営業。日曜・月曜・第2火曜定休。