大三島の飲食店「うみまちバル アメリ」(今治市大三島町大見)前の海で、今年もスナメリの姿が観察され、訪れる人々の目を楽しませている。同地では毎年この時期、スナメリが姿を見せる。
店主の鍋島晟実さんと酒井隼さんは北陸地方出身。2024年に大三島へ移住したころから毎年スナメリを目撃しているという。出現頻度が高いのは早朝から午前中にかけてで、条件が良い日には砂浜からわずか数メートルの至近距離まで接近。ゆっくりと泳ぎながら何度も水面に顔を出し、これまでに30~40頭ほどの群れを確認したこともあるという。
店舗前の浜辺や堤防からはスナメリだけでなく、エイの親子やクロダイ、イカなどの姿を見ることもでき、鍋島さんらは「海との距離が非常に近い大三島ならではの魅力」と話す。
同店は大三島西側の大見地区に位置し、瀬戸内海に沈む夕日やジャズなどの音楽を食事とともに楽しめるスポット。スナメリの様子をSNSで紹介したところ大きな反響があり、「SNSを見て食事と観察を目的に来た」と足を運ぶ来店客も増えている。店では双眼鏡の無料貸し出しや、その日の目撃場所の案内など柔軟に対応する。
「お客さまにとって『かけがえのない思い出』になるよう真心を込めておもてなししたい。おすすめのスポットや大三島の楽しみ方も案内します」と来店を呼びかける。
営業時間は、11時~15時、18時~23時。夜は予約制。水曜・木曜定休。スナメリは野生動物のため、観察できない場合もある。